PV’s Playhouseの拙訳です。誤訳の指摘etc.なんでも遠慮なくコメントしてください。
ちなみにポマ山さんが既に訳されているので、そちらを是非ご覧ください。
http://mogemoge.diarynote.jp/201106042253191449/

PV’s Playhouse -- The Day Rhode Island Stood Still *4th*
http://www.channelfireball.com/articles/pvs-playhouse-the-day-rhode-island-stood-still-4th/

ラウンド9までの拙訳はこちら
http://gotcha.diarynote.jp/201106051300168720/

ラウンド10:Owen Turtenwald

 このラウンドはフューチャーマッチで、ここ(http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gppro11/day2#1)で読むことができる。

 1ゲーム目、彼は2マリしたけど、僕が彼の場のものに対処するためのカードを必要としているときに《対抗呪文/Counterspell》を固め引きしたせいで、彼は僕を打ち負かすのに成功した。2ゲーム目、僕らはおもしろい状況に出くわした-彼には《翻弄する魔道士/Meddling Mage》(《壌土からの生命/Life from the Loam》を指定)があり、僕の手札は良いカードで満たされていた。彼の3ターン目終了時、僕は《渦まく知識/Brainstorm》して2枚カードを戻したが、フェッチランドを切らず、代わりに2枚目の《破滅的な行為/Pernicious Deed》を場に出した。僕のプランは自分のターンに彼の《Tundra》を《不毛の大地/Wasteland》して、それから、もしレスポンスで《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を出してきたら、《破滅的な行為/Pernicious Deed》(は《翻弄する魔道士/Meddling Mage》と《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を殺せるから、その時点のベストカード)を引くつもりだった。もし《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》をプレイしてこなければ、《破滅的な行為/Pernicious Deed》は僕の手札にある除去よりも悪いカードなので、フェッチでシャッフルするつもりだった。すべてプラン通りに進んで、彼は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を持っていたけど、彼のサイドボードに入っているとは思ってなかった《真髄の針/Pithing Needle》を次のターンにプレイされ、《行き詰まり/Standstill》で蓋をされたことで、すべてが崩れ落ち、僕は自分の除去を彼のクリーチャーと《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》に使うための十分な時間を得ることなく終わった。

0-2
9-1

ラウンド11:Merfolk

 1ゲーム目はとても簡単で、ほとんど覚えてない。2ゲーム目は本当に面白く、とはいっても、彼に《破滅的な行為/Pernicious Deed》指定の《真髄の針/Pithing Needle》を出されたからだけど。これは僕たちが考慮していたプレイであり、ほとんど《化膿/Putrefy》で対処していたが、結局唯一の解答が《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》1枚になった。幸運なことに、手札にこのカードがあったけど、十分な余裕がなかった-5枚の土地があるのに、黒マナソースが1つしかなかったから、僕は彼のクリーチャーを除去するのに時間を費やさなければならず、そうしなければクリーチャー達に殺されてしまう。出したターンの《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》でトップをチラ見、一方彼はジェイスに攻撃することはなかったんだんだけど、これは今思えばおそらく誤りだろう、ドローステップを与えることになったのだからね。

 僕はとても慎重にゲームをプレイし、彼の《真髄の針/Pithing Needle》を《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》して、《破滅的な行為/Pernicious Deed》で彼のすべてをぶっ壊した。サイドから入れた《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》(これはベストなサイドではないね、もしこっちが先にラワンを出したら力を発揮しないからね-僕はマーフォークは《四肢切断/Dismember》を入れるべきだと本気で思ってる、《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》や《平和の番人/Peacekeeper》を処理できるからね。僕らがサイドボードに《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》じゃなくて除去に枠を割いたのは《四肢切断/Dismember》が理由だったんだよ、《破滅的な行為/Pernicious Deed》に触れないから《真髄の針/Pithing Needle》も採用する方が良いかもしれない)を彼は場に出した。

 危険が去った後、僕はね、ややいい加減にプレイしだした。これは僕の最大の悩み、とは言い過ぎだけど最大の悩みの一つかな-僕が劣勢でとても注意深くプレイしなければならないときは、その通り注意深くプレイするんだけど、僕がとても優勢で勝ちが見えているときはいい加減にプレイする、これは僕が直さなければならない所だね。このときはね、相手の手札は2枚で4枚土地が立っているとき、ライフが1の僕が3体の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》で攻撃するために土地を全部タップしたんだ。2体のみで攻撃して、彼を倒すの1ターンを遅らせることもできたんだよね、そうすれば彼が何かたとえば《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》なんかをプレイしてきたときに対処することができるからね。普通のマーフォークが《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を入れてるなんて思ってないけど、僕は何でこんなリスクを冒すんだろうか?相手が引いてきたどんなカードでも対処できるときに、彼を1ターンでも早く倒すことで何が得られるのかっていう話だよね...

2-0
10-1

ラウンド12:Goblins(え、Goblinsが10-1!?)

 1ゲーム目は彼が場に出したゴブリンすべてを殺戮した。惨くてごめんね。

 2ゲーム目の僕はキープすべきではないトロい手札をキープして、3回《不毛の大地/Wasteland》で割ったにもかかわらず、対戦相手は《猪牙のしもべ/Boartusk Liege》をプレイするために必要なマナを手に入れ、しもべと《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》に僕は殺害された。

 3ゲーム目はすーんごく複雑な試合だった。始まりは対戦相手が《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》が立ってる僕にトークンで攻撃してきたとき、ここで僕は彼が《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》を持ってるのかなと思ったんだよね、彼がサイドアウトしたかどうかも知らないのにね。僕の手札には《滅び/Damnation》があって、それから《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を引いて、その後《精神的つまづき/Mental Misstep》固め引きした、まぁ、ブロック前に彼が僕の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》してきたときに何とか2体のトークンをやっつけることができたんだけどね。ゲームの流れは僕の方に向いてきた、けれどこれはまだ「確定」じゃない、だからまだ僕は手なりでプレイするんじゃなくて勝ちに向かって真面目にプレイしなければならないってことさ。結局僕は残りライフ1で追加の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を引いて、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》のプレイと僕に投げ飛ばすのに必要な7マナを彼がそろえる前に倒す事ができるようになった。ここで消術で彼のライブラリーのトップから土地を退かさなければならない僕がとった奇妙な行動、それは最後のターンに彼のフェッチランドに《不毛の大地/Wasteland》したことだ-これによって、僕は確実に彼のトップを意のままに操ることができるようになるんだね。彼のドローステップ前にデッキから土地1枚を減らすこともできるから、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で消術したのに土地を引かれる可能性も低くなるんだよね。

 奇妙な行動をもう一つ、それは彼が《虚空の力線/Leyline of the Void》スタートしたことなんだけど、これは、ねぇ、全くの役立たずだね。他のカードだったら僕は負けてたと思うんだけどね。《壌土からの生命/Life from the Loam》の印象が強かったんだろう-《壌土からの生命/Life from the Loam》を目にしたから対策カードをただ入れただけなんだろうが、大抵の場合は間違いなんだ。墓地はデッキのメインエンジンじゃないし、4枚の《虚空の力線/Leyline of the Void》で僕の2枚のカードを封じ込める、封じ込めれるのも初手に来たときのみだ-どちらにしても彼のクリーチャーが減るなら喜んで僕の《壌土からの生命/Life from the Loam》を捧げるよ。どうせ《虚空の力線/Leyline of the Void》は《破滅的な行為/Pernicious Deed》(X=4)でぶっ壊せるし、《壌土からの生命/Life from the Loam》は止められないけどね。

ラウンド13:Elves

 対戦相手が《復讐蔦/Vengevine》がサイドボードに入れている事を僕は知っていたから、2ゲーム目と3ゲームは厳しいゲームになるだろうなと思った。けど1ゲーム目は楽勝だと期待してたんだ、《破滅的な行為/Pernicious Deed》があるからね。

 彼は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》と《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》から展開し、僕のターン終了時に彼はフェッチで《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》を持ってきた。《壌土からの生命/Life from the Loam》が僕の手札にあったから、東屋を何も考えずに《不毛の大地/Wasteland》して、もちろん彼は《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》でバウンスしたんだ。ほらね、この手の過ちは誰もが1度は冒すものだよね。ありがたいことに、これで何か問題が起きたってことはなかった、まぁどっちにしろ僕は殺されるんだけどね。相手がコンボを開始したら、いつも僕はミスしないかどうかじっと見てるんだ、契約入りのデッキの時は特にね、だけど今回は僕が死ぬのは間違いないし、僕のデッキは勝つのに時間をかけるデッキだから、待ちの状態はただ自分のチャンスを減らしてるだけなんだよね、だから僕はすぐに投了した。

 2ゲーム目、彼は《復讐蔦/Vengevine》を3ターン目を場に出して、僕はそれを除去、すると彼はさらに3枚の《復讐蔦/Vengevine》を《生き埋め/Buried Alive》したけど、僕は《思考囲い/Thoughtseize》と《不毛の大地/Wasteland》のコンビネーションで何とか彼が2枚のクリーチャーを連続して唱えるのを防ぎ続け、ついに《破滅的な行為/Pernicious Deed》を場に出し、4マナ立てた状態をキープしたんだ、つまり彼は《復讐蔦/Vengevine》達を2度場に戻さなければならないということさ。彼は一度もそれを行うことはなく、僕の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》に殴り殺されたけどね。

 3ゲーム目の彼はとてもスローな展開で、彼の最初のプレイは3ターン目にフェッチを2枚起動して《森/Forest》と《Bayou》を持ってきて《生き埋め/Buried Alive》を唱え、彼は《復讐蔦/Vengevine》を戻すためのクリーチャーを手札に抱えてるんだと思って、僕はそれを打ち消した。僕の場には《不毛の大地/Wasteland》がないのに、彼は《Bayou》を1枚しかフェッチしてきてない、前の2ゲームで僕は2枚目を見てないから、彼は《Bayou》は1枚しか入れてないんだと憶測、なんか気持ちわるいけど、彼の《Bayou》を《不毛の大地/Wasteland》した。これで本当に彼は他に黒マナソースが入ってないことが分かったんだけど、僕には理解しがたいね-《陰謀団式療法/Cabal Therapy》まで入ってるんだから、もっと《Bayou》を入れた方が良いと思うけどね。

 ゲームは進み、時間が無限にあれば僕が勝つのは明らかだったけど、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》が全くといっていいほど見つけられなかった。彼は超スロープレイを決め込んでおり、僕はジャッジを呼び、「二人とも適切な速度でプレイしてください」と注意してもらった。僕の場には《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》があって、毎ターン彼はちょっと考えては戦闘フェイズに進む→僕がエルフをパクる→彼は小考→攻撃クリーチャー指定ステップに進む→攻撃しないことを決める→小考→ターン終了だ。僕の彼を倒す時間がなくなっちゃってるのは明らかだよね。そしたら、ラウンド終了4分前、彼は《復讐蔦/Vengevine》をプレイしたんだよ!僕は笑顔でそれをパクって、僕の7枚の手札で彼のすべてをぶっ壊し、5回攻撃して彼をぶっ殺したんだ。

2-1
12-1

ラウンド14:Drew Levin

 IDを申し込んだら、彼は既に一回引き分けてるからできないって。どちらにしろ結局僕らはドローになる可能性が腐るほどあるんだよね、僕たち二人とも超低速デッキを使ってるんだから。

このカバレッジがここ(http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gppro11/day2#3a)でチェックできるよ。

 このマッチの後、たくさんの人が僕のプレイをほめたんだけど、僕が思うに、自分のプレイはとても悪かったと思うけどね-2つの大きな過ちを冒してるし。まず一つ目は、相手のライブラリートップにあった《祖先の幻視/Ancestral Vision》をボトムに送らなかった事-消術したとき、《祖先の幻視/Ancestral Vision》がこちらを対象にできることを忘れてたんだ。彼がVisionを待機したと同時に、僕はそれを思い出して、自分のゲームプランを修正しなければならなくなったね。これは本当に問題があったってわけじゃなかったよ、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をコントロールしてたから、自分に向けて最終奥義を決めることもできたし、《行き詰まり/Standstill》も2枚残ってたしね-僕の方がライブラリの枚数が少なかったから、《行き詰まり/Standstill》を自分で割って《祖先の幻視/Ancestral Vision》を「プラマイゼロ」にして彼が先にライブラリーアウトするようにしたのさ(これが実際に起きたことだった)。この誤ちは、特別気にすることではない-僕が何か忘れてるとそれが起きるんだよね、《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》の一件みたいにね、まぁ再び起きないように注意するけどね。

 2つめの過ちは、これに対して、本当に腹が立ったね。このゲームの一番の問題は《祖先の幻視/Ancestral Vision》をトップに置きっぱなしにした事じゃなくて、それをしなければならなかったのかという事にあるんだ。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が通ってから、僕はアンタップして彼の《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を打ち消したんだけど、僕の手札を見れば分かるけど、そこでゲームは本質的には終わってたんだ。その時から、勝ちは決まったようなもので、それを僕も分かってたんだ-そこで書いたシナリオが最悪だったんだ。僕がやらなければならなかった事は、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》でただ攻撃するってことで、もし彼が《剣を鍬に/Swords to Plowshares》してきたら、《不毛の大地/Wasteland》(や《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《悪魔の布告/Diabolic Edict》や《四肢切断/Dismember》)で逃がしてやるだけであって、同様に彼が《不毛の大地/Wasteland》してきても、《壌土からの生命/Life from the Loam》があるんだから《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》でただ殴り殺すことができたんだ。代わりに、僕は彼をライブラリーアウトするという「簡単な手段」を選んだんだよ、理由はただ前述の動作をやりたくなかっただけ。僕の中では、どっちにしろ彼を倒せるのは間違いなかったから、僕は楽な方を選んだんだよ、そっちの道は安全じゃないのに、楽じゃない方は確実に彼を殺せるのにね、そして《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を起動しても約12ターン残ってたから、僕はほぼゲームを落としてたね。これは本当に許されないことだよ!

 2ゲーム目、残り時間が8分ほどしかなく、遅延行為をしてるように思われたくなかったから、彼が《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》一式をサイドインしてくることを知ってたのにもかかわらず、《破滅的な行為/Pernicious Deed》を全抜きしたんだ、だって何を抜いて良いか全く思いつかなかったし考えることもできなかったからね。同じ理由で僕は素早くプレイすることに専念して、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で手札を見たときに彼の手札をメモすらしなくて、彼が何を持ってるのか忘れてしまったんだ(おかしな事に、彼の手札を今思い出したんだよね)。プレイングは酷かったにもかかわらず、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》が《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》をやっつけて、最終的には《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》と《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》で彼を殴り殺したんだ。

2-0
13-1

 この時の勝ちで、僕はトップ8の座が確定した。代わりに引き分けでもほぼ確定だったし、次のラウンドを落としてもトップ8だった-超確実-でも僕は彼にIDを持ちかけなかったんだ、だってね、そうさ、100%じゃないからね、勝ったからね。1敗1分けでも良い(となると僕は最後のラウンドをプレイしなければならない)ともし誰かが僕に数学的に証明してくれてたら、僕は彼が必要ならばIDを選択していただろうけど、純粋に考えて、僕はまだ(彼のような)X-1-1のタイブレーカーになるかもしれなかったし-君たちが考えてるように12-1で抜けたも同然では無かったんだ。これは僕がDrewが嫌いだとかなんとかいう事じゃなくて、タイブレーカーで9位だったら僕は自分を決して、ずっと、絶対に許さないだろうからね、そしてその可能性が1%でもあるなら、0%になる道をできるだけ選択するのさ、そしてこのときもそうしたんだ。

ラウンド15 - ID

 トップ8で僕はPainterと対戦すると分かったんだけど、Painterとは1ゲーム目は超良いマッチアップで、2ゲーム目はとても悪いものになると予想してた、だって僕にとって《血染めの月/Blood Moon》が1枚コンボなんだから。1ゲーム目は僕の期待した通りになって、2ゲーム目は彼の土地が詰まって負けた。彼は最初からむちゃくちゃだったね-彼は初動がフェッチからの《Volcanic Island》で、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》に対して僕が《精神的つまづき/Mental Misstep》したら《精神的つまづき/Mental Misstep》仕返された。その後彼の土地を僕が《不毛の大地/Wasteland》したら、彼は2ターン目を何もせずに終了したんだ。1枚しか土地がないなら、その一枚をさらに土地増やすために(たとえば《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》に)使うって分かるだろ、それに《不毛の大地/Wasteland》4積みのデッキと対戦するときは基本地形をサーチしなければならないよ、赤マナが必要だとかそんなこと関係無くね。

 準決勝では、僕はBantとペアリングされたんだけど、このデッキと対戦する事は全く考えてなかったね、準決勝でBantが倒したZooの方と対戦するつもりだったしね。この準決勝はとても酷いもので、初手を除いて2ゲームで1枚しか土地を引いてないんだ。1ゲーム目、僕は2枚の土地があって、そのうち1枚だった《不毛の大地/Wasteland》は彼の《不毛の大地/Wasteland》に使ったら、死ぬまで土地を引くことはなかったね。一度だけ、《壌土からの生命/Life from the Loam》を使えたけど、それは遅すぎたんだ。ここで唯一の興味深いプレイがあって、それは彼が《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を持ってきたとき、僕は《四肢切断/Dismember》を持ってたにもかかわらずそれをプレイしなかった-僕は彼が《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を場に出させて、そして彼が装備しようとしたときに僕は《四肢切断/Dismember》を使ったんだ。このときの状況で、インスタントスピードが問題ではない(どちらにしろ僕は《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》をカウンターできない)し、僕にとって彼が残してた1マナは彼が《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を出して装備しようとする行為で僕が得られる時間に比べれば何の意味もない-もし僕が《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を即座に殺して、彼が別の脅威を場に出してたとすれば、そっちの方が僕にとって悪いことになってたと思う、だって僕が求めてたことは土地を引くための時間だったんだからね。

 2ゲーム目、僕は4枚の土地でキープしたと思うんだけど、彼がそのうちの1枚を《不毛の大地/Wasteland》して、それから僕は4マナに行き着くことなく殺されたんだ(2ゲーム目において、土地を1枚引けばうまくいったとは僕は思ってない。でもって、もっと「普通の」引きがあれば僕は確実に1ゲーム目を勝ってたと思うんだよね)。

 というわけで、僕はトップ4止まりだった。この結果にガッカリとは言えないね、ほとんど練習しなかったんだからね、まぁ準決勝での負け方は後味悪いものとなったけど。ほぼトーナメント全体通して僕はラッキーだったと思う、マリガンをすること無かったし、だけど同時に土地を引くことのないゲームもあったわけで、ずっと恵まれてたわけでもない。

 デッキについてだけど、僕はほんとに気に入ってるよ。時間を気にしないといけなかったのは悩ましかったけど、皆が思っている以上に《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》が素早く相手を殺してくれるし、対低速デッキでは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》も仕事をしたしね。メインデッキで(僕はこの5枚を気に入ってるけど調整の余地はある除去の他に)僕が唯一変更したい点は《行き詰まり/Standstill》だよ。今や、《行き詰まり/Standstill》はこのフォーマットとは相性が悪いと僕は思う-みんながたくさんの「良い」土地を採用しているし、これによって《行き詰まり/Standstill》がやりたくないギャンブルになってしまう。他にも、今日では多くの人が《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》を入れてるけど、これもまずい。《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》がある場に《行き詰まり/Standstill》を出しても、1/1は驚異とはならないけど、ライフが低くなるかもしれないし、東屋が装備するかもしれない-緑デッキの剣もしくは《殴打頭蓋/Batterskull》が場にある状況を想像してほしいんだけど、《不毛の大地/Wasteland》が無ければ《行き詰まり/Standstill》はプレイできないんだよね、もし相手がフェッチを出してきたらそこで試合終了だからね。

 サイドボードに関して、僕は2枚目の《滅び/Damnation》を追加する-対Merfolks、Goblinsで良い動きをするし、緑の入ったデッキでは本当に仕事をするよ、それにこの内2つがトップ4に残ってるしね。
他の除去呪文を抜くか、Dredgeが多くないと思うなら《虚空の力線/Leyline of the Void》を減らせるけど、僕は(4枚目の《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を追加しない限り)この妨害スロットを弄りたくない。またこのデッキを実際にプレイするかどうかはわかんないけど-使うかはどうかは皆がどんなデッキを使うかに依るね。優勝したようなBantが流行ってるなら、相性は悪くないけど、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》や《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を更に積んで、マナ加速やカウンターで補助してるなら本当に相性が悪い、ランドスティルに対して使うこのフォーマットの2トップカードだからね。同じ事が青白デッキにも言える-OwenやMartinはメインに1枚しか《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を採用していない、けれど僕が使うならメインに3枚は絶対に入れるし、誰かがこれと同じ事を始めたら、そのときは青白デッキがとても流行るだろうね。

このデッキをプレイしてみたいと考えてる君に、いくつかの秘訣を:
-疑わしいなら、自分の持ってるカウンターが《Force of Will》以外のときは、相手が唱えたものを打ち消すこと。疑わしいときに、自分の手札にあるカウンターが《Force of Will》ならば、カウンターしないこと。
-フェッチランドを使う余裕がないとき、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》や《渦まく知識/Brainstorm》と《壌土からの生命/Life from the Loam》の発掘で上手くやること。
-手札の土地が特に少ないのでない限り、相手の土地が1枚の時は常に《不毛の大地/Wasteland》すること。たとえば、もし初手が《呪文嵌め/Spell Snare》、《破滅的な行為/Pernicious Deed》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》、《Force of Will》、《Underground Sea》、《Tropical Island》、《島/Island》で、相手の初動が《Tropical Island》の後、こちらが《不毛の大地/Wasteland》を引いたなら、1ターン目から《不毛の大地/Wasteland》すること。
理由は、相手のデッキよりもこちらの方が土地が多い場合がほとんどで-すごい多い、普通はね-《壌土からの生命/Life from the Loam》もある、だから自分が望む以上に相手がマナスクリューに陥りやすいのさ。
-緑のスペルよりも黒のスペルの方が多くても、《不毛の大地/Wasteland》の入ったデッキを相手にするときは、まず緑マナの出る土地を2枚用意したいね、だって黒マナが出る土地が破壊されても《壌土からの生命/Life from the Loam》で回収できるからね。
-マーフォークを相手にするとき、たとえこちらが先手でも《霊気の薬瓶/AEther Vial》を《精神的つまづき/Mental Misstep》するのに2ライフ支払う方が良い、相手には《目くらまし/Daze》があるからね。
-《破滅的な行為/Pernicious Deed》は戦闘ダメージを喰らった後のターンエンドに使う方が良い場合が多い、そうすればまっさらの戦場に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を置くことができる。このフォーマットでバーンを使う人は少ないしね。
-早く攻撃したいからって《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を1ターン目に出すのは大抵悪いプレイだよ、《対抗呪文/Counterspell》や《渦まく知識/Brainstorm》を引く可能性(この場合2ターン目に《渦まく知識/Brainstorm》+青いスペル、または《渦まく知識/Brainstorm》+フェッチしたくなる)があるからね。フェアリーじゃないんだから、2点ダメージは重要じゃない。

さぁ、これで終わりだよ。楽しんでくれてると良いな、それではまた来週(もしくはシンガポールで)お目にかかろう!

PV

以下コメントへのPVの返答を抜粋でざっと訳

>(《行き詰まり/Standstill》を抜いて《祖先の幻視/Ancestral Vision》はどうかという複数のコメントに対して)
 《祖先の幻視/Ancestral Vision》が《行き詰まり/Standstill》に替わりになるかどうかは分からない-けど良さそうな感じだから、このデッキをまた使う日が来た時は試したい。

>《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》ゲーに勝つために《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》を使ったことは?《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》がレガシーの青いデッキの焦点となり始めてるように思えるんだけど。
 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》ゲーに勝つなら《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》よりも《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》の方が良いと僕は思う。

>2枚目の《滅び/Damnation》の代わりに《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》もしくは《The Abyss》はどうか、即座に効く除去の方が重要か?
 僕は《The Abyss》を使ったことがないけど、でっかくなるクリーチャー(《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、剣持ちのクリーチャー、マーフォーク、《マイアの処罰者/Myr Enforcer》)を即座に殺せる方が、サクられるのを待つよりもとても重要だね(親和には効かないし)。もし《The Abyss》の方が良いならとてもびっくりするけどね。

>何で《壌土からの生命/Life from the Loam》を2枚も入れてるの?2枚目の《壌土からの生命/Life from the Loam》はゴミじゃん。2枚目の代わりになんで《直観/Intuition》を使わないの?
 《壌土からの生命/Life from the Loam》を《直観/Intuition》するのは大振りだね。誰かがコメントしてるとおり、《直観/Intuition》は打ち消されることがあるだけじゃなく、そんなことしてる暇がないことがしばしばだよ。フェッチが墓地にあるときはすぐにまたフェッチが使えるから《壌土からの生命/Life from the Loam》はとても有能だよ、だから2枚は固いね。

>(訳注:準決勝で)落とした1ゲーム目のときだけど、手札を8枚にして《壌土からの生命/Life from the Loam》を落とそうとは考えなかったの?僕が覚えてる限りでは、土地出さなきゃ、「3」枚目の土地を引くチャンスが更に3回増えたと思うんだけど。土地出さなかった方が良くない?
 それはできなかったね、だって1枚しか土地が無かったし。《不毛の大地/Wasteland》と《Tropical Island》でキープして、相手にこっちの《Tropical Island》を割らせないようにするために、すぐに《不毛の大地/Wasteland》で相手の《不毛の大地/Wasteland》を割らなきゃいけなかったんだ。手札を8枚にして《壌土からの生命/Life from the Loam》をディスカードしても、発掘して唱えることはできなかったんだよ、《Tropical Island》1枚しか場に無かったんだから。


>(攻撃喰らってから《破滅的な行為/Pernicious Deed》を云々について)意味分からん。なんで攻撃喰らってから《破滅的な行為/Pernicious Deed》を起動するのか?喰らう前にDeedを起動しても、まっさらな戦場に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を置けるだろ?
 攻撃後に相手は何か置くことができるという事が問題だよ。場に何かが存在してることはライフよりも重要だ。



以下、雑感

-全体的にthoughが多く、thoughといえば「けれども、にもかかわらず」だとばかり思っていて苦戦したが、どうやら事実や意見を付け足すときも使うようだ。
-あと-も多い。
-前回の分を読み返してみると誤字脱字や文が破綻している箇所が多く、アクセス数にうひょーとなってる暇があったら少しでも修正しろと思った。(しました)
-《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》が云々は、Xを参照するのは解決時だったよなーと思い、
「サイクリングに合わせてゴブリン殺せたからFactoryが死なずに死んだ」という感じにしたので、参照が解決時じゃなければ訳は間違い。
-Drew Levinとのラウンドは、カバレッジを読まないと流れが全く分からなかった。2ゲーム目はカバレッジを読む限りだと時間切れみたいなんだけど読み間違えかな。
-引き分けが云々も、あまり精通してないのでテキトーです。

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