PV’s Playhouseの拙訳です。誤訳の指摘etc.なんでも遠慮なくコメントしてください。
ちなみにポマ山さんが既に先まで訳されているので、そちらを是非ご覧ください。
http://mogemoge.diarynote.jp/201106042253191449/
長いのでとりあえず1日目(ラウンド9)までとなっています。
ラウンド10以降は後日、二番煎じなのでコメント欄までカバーしたいと思っております。
PV’s Playhouse -- The Day Rhode Island Stood Still *4th*
http://www.channelfireball.com/articles/pvs-playhouse-the-day-rhode-island-stood-still-4th/
ラウンド10以降に続きます。
http://gotcha.diarynote.jp/201106091251535115/
ちなみにポマ山さんが既に先まで訳されているので、そちらを是非ご覧ください。
http://mogemoge.diarynote.jp/201106042253191449/
長いのでとりあえず1日目(ラウンド9)までとなっています。
ラウンド10以降は後日、二番煎じなのでコメント欄までカバーしたいと思っております。
PV’s Playhouse -- The Day Rhode Island Stood Still *4th*
http://www.channelfireball.com/articles/pvs-playhouse-the-day-rhode-island-stood-still-4th/
やぁ、みんな!
今回は僕のグランプリプロビデンスのレポートだよ。
例によって、《Force of Will》、《渦まく知識/Brainstorm》等の核を中心にいつも構成されているというのは知ってはいたけども、レガシーで何を使うのか僕は全く見当がつかなかったんだ。僕の競技ライフの中でプレイしたレガシーのデッキはどれもこれらのカードが4枚ずつ入っているし、《精神的つまづき/Mental Misstep》のために《Force of Will》を3または2枚に減らすかもしれないということを除けば、今でもそれを変更する理由は見当たらない。
青白または青白黒《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》デッキを使うというアイデアと共に僕はブラジルを後にした。僕は石鍛冶がとりわけて大好きという訳ではないけど、石鍛冶は不足のないカードのように思えるし、他の人たちも好きなようだ。僕は石鍛冶で2,3ゲームプレイして、さらに2,3ゲームはランドスティルをプレイしたんだけど、予習はこれがほとんどだった、けどそれはいつだって同じだから、このことがレガシーに対する最大の不安ではなかったんだ。もっと重要なフォーマットもあるからね、ブロック構築とかね。
フライトは最高ではなかった(ほとんどそうであったことはない)-僕はニューヨークへ飛び、それからボストンへ、そしてそれから僕らは車を借りてプロビデンスまで運転しようと考えたんだ。振り返ってみれば、僕は費用と移動時間がより少ないNYからプロビデンスまでの電車を利用すべきだったけど、2都市が近いことを知っていたにもかかわらず、距離が近いなんて考えは僕の頭にはなかったんだ。結局僕のフライトは全く何も起こらず、空港で人を待ちながらThe Big Bang theoryのおそらく4thシーズンを見たんだ。
僕らは車を借りて、約3時間ほどドライブしたんだ、こちらは先ほどとは対照的に、道路が通行止めというアクシデントに遭って予定よりも時間がかかった。ようやく僕らはイベント会場に着き、みんなと会ったんだけど、僕らは何を使うべきかについて糸口を持ってる人はいなかった。
しかし、誤解しないでほしい-僕らは「カギ」は持っていたのさ。これらの青いカードを使うつもりだったことは自覚していたし、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をおそらく使うことも解っていたんだけど、黒、赤、または両方、もしくはどちらでもない色を使うなんて事を、《行き詰まり/Standstill》、Visions(※訳注:たぶん《祖先の幻視/Ancestral Vision》)を使うかどうかって事、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》や《不毛の大地/Wasteland》などを使うかどうかって事は分からなかったんだ。基礎として2つのグループ-《闇の腹心/Dark Confidant》グループと青白グループ-ができ、約1時間ほど話し合った後、僕らはこのグループに見切りを付けて、僕たちが最も満足するデッキをそれぞれプレイすることに決めたんだけど、どれも満足のいくデッキとは感じなかったことを除けば、どちらのデッキも僕にとって申し分なかった。
僕にとって2つの大きな問題があった。1つは、緑が白になったことを除けば、あのデッキはTeam Americaのまんまであり、それは多くの人にとってほぼ不足のないデッキにもかかわらず、僕はそもそもTeam Americaが好きではないから、「《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《剣を鍬に/Swords to Plowshares》の入ったただのTeam America」は僕に受け入れられるのに十分ではなかった。もう1つは、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が良いとは納得できなかっただけだ。僕はレガシーで《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を使ったことはないし、他のプレイヤーからの意見を聞いただけだけど、僕達は《殴打頭蓋/Batterskull》の他に必要な装備品は何かということすら分からなかったから、僕にとってこれが、僕らは何が起きるのか見当もつかないというすばらしい兆候のように見えたんだ。
(ここで言っておくけど、僕は2番目にベストな装備品は《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》だと思う。このカードは《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》や《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をかいくぐって攻撃できるし、同時に彼らからの攻撃を防ぐこともできる、そしてプロテクション(《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》)も手に入るし、比較的早めに殺す事もできる。《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》のハンデスはなかなかのものだけど、僕らのデッキのほとんどの場合でアンタップ能力は重要性を持たないね、だってどちらにしろカウンターのほとんどはフリーコストだし、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイしてから攻撃してアンタップしても、4マナですることなんてないからね。)
夕食の間、僕は自分たちのデッキについてずっと考えていて、僕はこのデッキでは上手くやれないなということに気づいた。僕はみんなになぜ僕らは、-クリーチャーをケアするコントロールデッキならなおさら良いように思えるのに-ランドスティルを使えないんだと尋ねはじめた。そのことについて考えれば考えるほど、僕は自分たちのデッキが嫌いになって、黒青緑ランドスティルを使うという可能性について夢中になっていった。ばかげたことのように思われるのは分かっているけど、デッキ選定における僕の最も重要な基準の一つはデッキをプレイすることについて考えることであり、その後、そう考えたときに僕がどれだけ嬉しくなるのかを考察することだ。青白(黒)について考えたとき、自分が興味を持っているかなんて本当に認めることはできなかったから僕は全く嬉しくなかったけど、ランドスティルについて考えたときは本当に嬉しいと感じたからランドスティルにしたんだ。
僕らが使用したリストはとてもすっきりとしたリストで、《精神的つまづき/Mental Misstep》があることを除けば、基本的には何年も使用されているリストと同じものだ。これがLSV、Webそして僕が結局使ったリストだ:
3 Flooded Strand
2 Island
4 Mishras Factory
1 Misty Rainforest
2 Polluted Delta
2 Scalding Tarn
3 Tropical Island
3 Underground Sea
4 Wasteland
4 Brainstorm
2 Counterspell
1 Diabolic Edict
1 Dismember
4 Force of Will
1 Go for the Throat
1 Innocent Blood
4 Jace, the Mind Sculptor
2 Life from the Loam
4 Mental Misstep
4 Pernicious Deed
1 Smother
3 Spell Snare
4 Standstill
Sideboard
1 Damnation
1 Diabolic Edict
1 Ghastly Demise
4 Leyline of the Void
1 Maelstrom Pulse
3 Thoughtseize
1 Vedalken Shackles
3 Vendilion Clique
このデッキは使い方が難しいデッキでは本当にない-事実、他の多くのデッキよりも簡単だからね。
このデッキは《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《破滅的な行為/Pernicious Deed》デッキであることを理解することが重要で、デッキの各カードはこの2枚のカードに適合されているから、君もこのカードの力を引き出すことができるよ。多くの人は僕が4枚の《破滅的な行為/Pernicious Deed》を採用していることにとても驚いているだろうけど、4枚以外はクレイジーだね、《破滅的な行為/Pernicious Deed》はデッキにさらに緑と黒の2色を加える理由であり、ほぼすべてのカードに対して最高だからね。これがこのデッキが白青よりも優れていると思う理由の一つであり、もう一つは《壌土からの生命/Life from the Loam》が、コストが軽い(土地がないときに土地を手札に戻す必要があるとき、このことはとても重要性を持つね)、打ち消しできないし止めることができないから、ほとんど完全に《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》の上位互換だということだ。たとえそれが土地だとしても、基本的に《壌土からの生命/Life from the Loam》は僕にとってはカードだし、一方で《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》はエンジンの一部という印象が強い。
このデッキにおいて《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》4枚以外もクレイジーだね-《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》は何だってするし、このフォーマットの他のあらゆるデッキよりも、このデッキにジェイスはフィットしていて、その理由は君がご存じの通りでもあり、《破滅的な行為/Pernicious Deed》があるからであり、相手に対するおそらく最高のカードである《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》への君の唯一の解答がJaceだということでもある。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で実際に相手をたくさん殺す事はなく、ましてや《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》がそれをするだろうけど、どちらにしろ気にせず4枚使うんだ。
除去はとても無作為なものに見えるかもしれない、もっとも無作為にするのが理由なんだけどね。僕らは何が良いのか分からなかったんだ、すべての除去に求めることは《闇の腹心/Dark Confidant》を殺す事であり、2種の《悪魔の布告/Diabolic Edict》効果に対しては《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》そして《大祖始/Progenitus》のためであるから、各一枚ずつを使用したんだ。これは最良の構成ではないのは明かだけれど、何が最良の構成かという知識が欠如している状態では、とても不足のないように思えた。《四肢切断/Dismember》はやり過ぎだけど、本当にダメだった除去はなかったから、僕は何を抜けば良いか分からないね。
サイドボードもとても簡単だ-6枚のカードは対コンボとコントロールで、5枚のカードは対アグロであり、4枚は対Dredgeだ。Dredgeのために4枚のスロットを割くことは悪いように見えるかもしれないけど、これがマッチを勝ち取るための唯一の手段であり-もしそうしなければ勝つことはほぼ不可能だ、クロックが全くないからね。もしも相手が呪文を唱えてきたら、そのときはもちろん、《精神的つまづき/Mental Misstep》、《Force of Will》、《破滅的な行為/Pernicious Deed》などすばらしい返しができるけれど、カードを引いた後に《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》を捨てたときは、勝利するのは本当に難しくなる。もしもDredgeプレイヤーが自分がすることと相手が行うことを理解しているなら、おそらくDredgeプレイヤーは後手を選択するだろう。もし君がDredgeの事を懸念していないならば、《虚空の力線/Leyline of the Void》は抜けるけれど、他に使いたいカードはないね、だってデッキ内の多くのカードが呪文やクリーチャーをケアしてるからサイドボーディングはもともとやっかいだから、抜くカードが全くないんだ。思い浮かべて見てごらんよ、たとえば、君はPainterと対戦している-君はクリーチャー除去とコンボ妨害カードがほしい、つまり70枚のカードを欲しているということだ。もしも《虚空の力線/Leyline of the Void》が別のカードだったら、君の助けとは全くならないだろう。
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》はサイドボードのオールスターであり、カードに求めることを何でもできる-瞬速持ちで、相手を妨害できて、相手の手札を見れて、プレインズウォーカーを攻撃できて、《Force of Will》の弾になる青いカードでもある。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に対する最高のカードの一つであり、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》ミラー戦で、君の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を無理矢理通すためのベストカードの一つでもあるから、僕はデッキのサイドボードに3枚未満にしたくはないね-4枚でも良いかもしれない。
デッキ内の最もなんてことないカードは断然《行き詰まり/Standstill》である、だけどそれはデッキを使う能力が僕にないのが原因だと認めるけどね。どういうことかというと、僕はとてもリスクを冒したくない、特に自分が勝っているときはそうだし、この環境では誰もがミシュラランド(manlands)と《不毛の大地/Wasteland》を使っているから、《行き詰まり/Standstill》がほとんどコインフリップになってしまうんだ。もしゲームがイーブンの状態で、対戦相手が自分と同じくらい無色ランド(訳注:《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》、《不毛の大地/Wasteland》など)を使っていると認識しているときに、僕は《行き詰まり/Standstill》をプレイしようとするか?《行き詰まり/Standstill》の恩恵を受ける有利な位置につくのはとても難しいし、ゲームがイーブンの時はこのように《行き詰まり/Standstill》をプレイしなければならず、この場合は相手が自分よりも無色ランドを引くかもしれない、このどちらの状況も僕は嫌いだね。誤解しないでほしい、《行き詰まり/Standstill》は《Hymn to Tourach》デッキに対してとてもすばらしいし、ミシュラランドを採用していないアグロデッキに対してもすばらしいカードだけど、僕は本当にこのカードに期待をよせていたし-もう一度言うけど、もしかしたら僕が間違った使い方をしたのかもしれないし、何か「特別な土地(special land)」なしに2ターン目にこのカードで蓋をするべきだったのかもしれないし、対戦相手に《変わり谷/Mutavault》や僕の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を壊す《不毛の大地/Wasteland》を引かれ続けて僕が負けただけなのかもしれないし、っとこれで止めておこう。
少なくとも、全体としてはこのデッキリストで僕はとてもうまくやれたね。トーナメントで起こった事を述べていくよ:
ラウンド4:Sneak Attack
対戦相手はこのマッチ、とてもアンラッキーだったようだね-1ゲーム目は土地が伸びなくて僕に支配された、そして2ゲーム目は2ターン目に《水蓮の花びら/Lotus Petal》で《騙し討ち/Sneak Attack》を出したけど、僕が《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》と《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》で彼をやっつけるまで《山/Mountain》を引くことはなかった。
2-0
4-0
ラウンド5:Reanimator
1ゲーム目はとてもおもしろかった-相手は何とかして《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》をリアニメイトしたけど、彼が7枚カードを引く前に僕は《喉首狙い/Go for the Throat》を使った。リアニメイトの次の対象は《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind》で、彼のライフは多くなかったから、スフィンクスから2発食らったあとで僕は《破滅的な行為/Pernicious Deed》でこいつを破壊したあとで、《行き詰まり/Standstill》をプレイしたら、お互いにらめっこの状態になった。
僕の手札が7枚になったときに、彼はソーサリーで《行き詰まり/Standstill》を割ったけど、これは実は僕にとって最高のシナリオであったので、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を場に出した。《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を探すのに時間を費やしたけど、やっと探し出して、僕はゲームを完全にコントロールしている側に立った。同じくして、僕は《呪文嵌め/Spell Snare》をプレイしようとしたけど代わりに《精神的つまづき/Mental Misstep》をプレイして、自分の手札から《精神的つまづき/Mental Misstep》を彼に見せるということを留意した。
このゲームでのキーポイントは、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を前にした彼の手札が3枚でかつライフが11のときだ。彼は手札のカードから《再活性/Reanimate》を《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan》を対象に唱えた。僕の手札は《無垢の血/Innocent Blood》、《精神的つまづき/Mental Misstep》そしてその他5枚のカードだった。僕はこれを解決した後で《無垢の血/Innocent Blood》をプレイして、1回殴って彼を倒す方が良いと考えたけど、彼は僕の《精神的つまづき/Mental Misstep》(訳注:《無垢の血/Innocent Blood》の間違い?)に《精神的つまづき/Mental Misstep》してきて、僕は《精神的つまづき/Mental Misstep》仕返した。理由はいろいろあるけど、これはとても酷い:
1)彼が《精神的つまづき/Mental Misstep》を持っているとは僕は本当に気づいていなかった-自分の《精神的つまづき/Mental Misstep》を彼に見せてしまったことに混乱していたのだ。
2)もし彼が《精神的つまづき/Mental Misstep》を持っていて、彼の《再活性/Reanimate》に対する僕の《精神的つまづき/Mental Misstep》を《精神的つまづき/Mental Misstep》しようとしてきても、どちらにしろ《無垢の血/Innocent Blood》は通る。
3)彼は《Force of Will》を持っているかもしれず、この場合、僕はそれを《精神的つまづき/Mental Misstep》できない。これがまさに起きたことであり、僕は完全にコントロールしていたゲームを落としたのだ。自分がした事への弁明は全くない、ただただ酷いだけだ。
このとき、僕らは残り時間が20分を切っており、時間内に2ゲーム勝ち取ることができないかもしれないと考えていた。僕は《破滅的な行為/Pernicious Deed》とその他のカードを《虚空の力線/Leyline of the Void》とすべての妨害カードと入れ替え、そして僕の初手は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》、《虚空の力線/Leyline of the Void》とその他重要な青いカードだった。《虚空の力線/Leyline of the Void》と《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》から始めると、対戦相手はカードを片付け始め、「そのカードは予想していなかったから、それに対する解答はないわ」と言った。
さて、僕が言うことを誤解しないでほしいが、もし対戦相手がランドスティルを使っていて、僕が1ゲーム取った状態で残り20分だったなら、相手は勝ちを得ることはないだろう。たとえこちらに勝つことができる方法がなかった(厳密にはこれは正しくない-彼はクリーチャーがデッキ内にあるわけで、《不運な研究者/Hapless Researcher》で僕を殺す事もできるだろう、まぁこれは非現実的だという事は認めるけど。)としても、僕は相手がこちらを倒すのに長時間費やす事は分かっているし、こちらは3ゲーム目を速攻で勝つことができるけど、彼はできない。この状況において、彼にとっての最良のプレイは残り6、7分になるまでプレイすることであり、 それから次のゲームに進んで、こちらにはできない3ゲーム目勝利に挑戦することだと思う。彼が取った行いで、僕らは3ゲーム目のための時間がたっぷりできたのだ。
最後はたいしたことにならなかったね、だって僕の3ゲーム目の手札もとても良くて、《精神的つまづき/Mental Misstep》、《虚空の力線/Leyline of the Void》そして《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》だったし、彼は5枚までマリガンすることになって、さらに時間はなかったけども僕はとても素早く彼を倒せたんだ。
2-1
5-0
ラウンド6:TEPS(もしくはTLPS?のレガシー版か何か)
1ゲーム目、対戦相手は3ターン目に《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》をプレイしたけど、僕はそれを《対抗呪文/Counterspell》した。彼はすぐに「ストーム2」と大声で言ったけど、手札に《Force of Will》があったから気にしなかった。彼は《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》、《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》、《炎の儀式/Rite of Flame》そして刻印なしの《金属モックス/Chrome Mox》と続けた。そして彼はパスした。
おいおい、冗談だよね。彼は不意を打ったようには見えなかった-彼はただカジュアルにプレイして、ターンを返しただけだった。何が起きたのか僕には分からない-彼は《炎の儀式/Rite of Flame》のためにマナを使ったけど、《冥府の教示者/Infernal Tutor》をプレイすることができなかったのだと思う。その後、僕は《破滅的な行為/Pernicious Deed》をプレイして、彼のアーティファクトをぶっ壊したら、彼は終わった。
サイドボーディングの際、《闇の腹心/Dark Confidant》用のクリーチャー除去と、アーティファクトと《巣穴からの総出/Empty the Warrens》を処理する《破滅的な行為/Pernicious Deed》を抜いて、すべてのカウンターとハンデスを入れようとした。彼に対して受け身なゲームはしたくなかったから、僕は《行き詰まり/Standstill》を抜くことにして、それからサイドボードが15枚になるまで《破滅的な行為/Pernicious Deed》を抜いた。
2ゲーム目は僕が何もできないほど、彼は本当に何もすることはなかった。
2-0
6-0
ラウンド7:黒白
対戦相手は《闇の腹心/Dark Confidant》と大量のハンデス入り黒白デッキを使用していて、彼のデッキに対して《行き詰まり/Standstill》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》そして《破滅的な行為/Pernicious Deed》はどれも最高だから、僕は本当に相性の良いマッチアップだと考えた。
1ゲーム目は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》ゲーでとても簡単に勝てたが、2ゲーム目に僕は悪い手札-《対抗呪文/Counterspell》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》×2、《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》そして3枚の土地をキープした。マジで酷いというわけではなかったけど、彼に対してとても相性の良いカードが3枚あっても、ドローがややぬるかった。彼の初動は土地→《金属モックス/Chrome Mox》(《Hymn to Tourach》を刻印)→《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》(《殴打頭蓋/Batterskull》をサーチ)だった。その後彼は《陰謀団式療法/Cabal Therapy》をプレイして、次のターンに《殴打頭蓋/Batterskull》を使った。
3ターン目、僕は、セラピーされてしまうのが確実な3枚目のガッカリ《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を引き、《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》をプレイするか《対抗呪文/Counterspell》を構えるのかどちらが良いのかを決めなければならなかった。
《対抗呪文/Counterspell》を構えるながら時間を費やす余裕はないと判断し、《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》をプレイしたら、彼は《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を出してきた。4ターン目、再びとても遅れをとっていたので僕は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイすることはできず、3枚すべてセラピーされた。《殴打頭蓋/Batterskull》で彼を殴ることができるような瞬間はなかったね、パクる余裕はなかったし、後々のターンで僕を倒すことになるであろう《殴打頭蓋/Batterskull》を相手はバウンスできるからね-《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》でパンプしたクリーチャーをパクるために常に《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》をアンタップしておかなければならなかったしね。
僕のライフが2となったとき、彼は《苦花/Bitterblossom》も追加した。奇跡的にも《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》が僕を生かし続けていたので、-僕が思うに彼が間違った攻撃選択をしたおかげであり、もし彼が待ちの状態でたくさんのトークンを作っていたら、僕はやられていただろう-僕はついに4枚目の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を引き、続いて《破滅的な行為/Pernicious Deed》を引いたんだ。結局、僕がだらだら続いたゲームをライフ1で勝ったのさ。
2-0
7-0
ラウンド8:Affinity
2ゲーム目は《マイアの処罰者/Myr Enforcer》に負けたけど、1,3ゲーム目はカウンターと除去のコンビで耐えて、《破滅的な行為/Pernicious Deed》でぶっ壊した。
2-1
8-0
ラウンド9:Martin Juza
Martinは僕らが使わなかった青白デッキを使っていたから、勝つことは名誉の問題だ。僕らはカメラで撮られたけど、まだそれを見ることはできないと思う(少なくとも僕はできていないし、待っていればおそらく見ることができるようになるだろう)。マッチはとてもつまらないものだった-1ゲーム目は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》ゲーで彼を倒し、2ゲーム目、僕は4枚の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を引いて、彼は素早くそれに対処することができなかった。
(訳注:ビデオはこちらhttp://blip.tv/ggslive/gp-providence-rd9-paulo-vito-da-rosa-vs-martin-juza-5228340)
2-0
9-0
そうだね、僕は言うまでもなくこの結果は嬉しかったよ。
ラウンド10以降に続きます。
http://gotcha.diarynote.jp/201106091251535115/
コメント
原文のドレッジのくだりで「Draw」とありますが、これは後手を意味します。
ドレッジが後手だとドローステップで引けばナチュラルディスカードで発掘持ちカードを捨てられるので、打消しが意味なくなっちゃうんですね。
先手だと「Play」です。
それと対リアニ、カウンター合戦で3つ項目を挙げてる直前のところ、原文のままだと3番目に矛盾してしまうので、自分は辻褄が合うように脳内補完してみました。
続きも期待してます~
指摘ありがとうございます。
>原文のドレッジのくだりで「Draw」とありますが、これは後手を意味します。
勉強になります。訂正しておきます。
>リアニの所
確かにちょっと変ですよね。
厚かましいようですが、一点気付きがあったので失礼いたします。
「《破滅的な行為/Pernicious Deed》はデッキ2色以上の色を使用する理由であり」
原文はTWO MORE COLORSとなっていますので、UWに加え、GBを足す理由であるということではないでしょうか。
>厚かましいようですが、一点気付きがあったので失礼いたします。
とんでもないです、指摘してくださりありがとうございます。
>原文はTWO MORE COLORSとなっていますので、UWに加え、GBを足す理由であるということではないでしょうか。
そうですね、わざわざ大文字になってるので、更にGBを足すという意味の方が強そうですね。修正します。