世界選手権サイドイベントレガシーに出てみて、もっと英語を勉強すべきと肌で感じました。日本語が通じないジャッジが来てあたふたしちゃうとかもう嫌だ。

というわけで、先日発表された禁止制限リスト変更に関する記事
Explanation of December 2010 B&R Changes
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/122l
を訳しました。
訳に自信がない所は()書きで英文を書いています(ペンティーノさんからインスパイア(追記:お名前を間違えていました。申し訳ないです。))。
訳が間違っている、日本語がおかしい等ありましたら、お気軽に指摘してください。

以下、本文です。

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DCIは禁止&制限リストのサイズをコントロールすることに努めていて、ローテ落ちのないエターナルフォーマットに関しては特に力を入れている。スタンダード、エクステンデッド、ミラディンの傷跡ブロック構築に禁止カードはない。現在のレガシーの禁止リストは、2004年に初めて発行された禁止リストよりも長さが短くなっており、その長さは今までで最も短い。

数千枚のカードがフォーマットに追加されてから、禁止リストの大きさのパーセンテージ(the percentage of the format that is on the banned list)は落ち続けている。現在のヴィンテージの禁止&制限リストの総数は10年前のリストよりもカードの枚数が少なくなっている。再び言うが、禁止リストの大きさのパーセンテージは落ちている、常に低いのだ(to all time low)。これから先もこれらのリストは増えていくはずなのに、ここ最近は増えていないのだ。

ここ数ヶ月の間、《適者生存/Survival of the Fittest》デッキはレガシーの他のデッキを凌いでいる。この事が競争的なフォーマットに著しい非多様化をもたらした。この状況が、「カードを禁止することが相応しい」とDCIが結論を下す次元まで押し上げたのだ。

《適者生存/Survival of the Fittest》

《復讐蔦/Vengevine》といった他のカードも検討された。しかしながら、勝利デッキのいくつかは《復讐蔦/Vengevine》すら使われておらず、代わりに、主として《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》とのコンビネーションに頼っている。Survivalはデッキに、遭遇しうる解答カードに対する反発する力をたくさん与えてくれるカードでもある。コンビネーションデッキの中には、勝つために必要なパーツの代わりに対戦相手のデッキに対する解答カードを引くと動かないデッキもある。けれども、戦場に《適者生存/Survival of the Fittest》があれば、引いた《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》を1マナでデッキ内のクリーチャー1体に取り替えることができるのだ。


《時のらせん/Time Spiral》

他のデッキへの可能性をレガシーへ与えるため、《時のらせん/Time Spiral》の禁止を解除した。《時のらせん/Time Spiral》はいくつかのフォーマットで度を超えた強さを持っていた。禁止されているカードの中には、強さ以外の禁止理由もある。いくつかのカードは大規模なトーナメントを運営する主催者にとってロジスティックな問題を引き起こす。例えば、あるカードはとても多くのマッチで時間を使い果たし、ジャッジやトーナメント運営に負担をかけ、標準的なトーナメント開催時間の超過をトーナメントに強いる(force tournaments to finish outside of the normal tournament venue)。私達は、そのようなカード達がトーナメントで使用可能となったときに実際のそういった問題を引き起こすかどうかを私達は識別している。《時のらせん/Time Spiral》はこのような問題をもたらしてはいなかった。どうなるかは分からないが、DCIは《時のらせん/Time Spiral》を禁止解除するリスクよりも利得の方が大きいと信じている。

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以下、訳に関して疑問など。

the percentage of the format that is on the banned list
これはもしかして「フォーマットに対する禁止リストのパーセンテージ」でもいいのかな?

force tournaments to finish outside of the normal tournament venue
venueは主に「開催場所」という意味なので、そのままでは「通常のトーナメント開催場所の外で終了することをトーナメントに強いる」とちょっと意味が分からないので、上のような訳にしたのですが、どうでしょうか。



禁止または制限カードを出すたびに、DCIはリストを小さい事に対して言及しています。今回も減ってる減ってると言っています。
小さくすることに躍起になってるようにも見えるので、おそらく他のカードも禁止(再)解除されていくのでしょうが、少なくともSotFはこれから先のブロック追加で環境が変わらない限りないかなーと思うのです。


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